広島湾七大海の幸

アナゴ
広島湾の穴子

アナゴ Congridae
ウナギ目アナゴ科

広島でかきに並んで有名な魚介類といえば、「アナゴ」。特に広島湾のカキ筏の下で漁獲されたアナゴは、豊富な餌を食べていて、脂がのっており、お腹の色が黄色味を帯びていることから、「黄金アナゴ」と呼ばれることもあります。また、「宮島」のアナゴ丼が有名で、宮島で提供されるアナゴは、「目の前の浜で水揚げされたアナゴ」という意味で「前浜のアナゴ」と呼ばれ、昔から珍重されてきました。しかし、近年、地物のアナゴの漁獲量は減少傾向であり、広島市中央卸売市場における広島県産のアナゴの年間取扱高は、平成19年が約102.0tであったのに対し、平成30年は、約28.7トンと約5分の1まで減少しています。これに伴い、韓国産等の海外からの輸入が増加しています。

アナゴのカンタンおいしいレシピ

アナゴの栄養

アナゴは、他の魚介類と比べ、ビタミンAを豊富に含んでいます。ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。また、DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)等の必須不飽和脂質酸も豊富に含まれており、高血圧、動脈硬化、脳卒中等の予防に効果があるといわれています。

TIPS

旬の時期は、。平成30年の広島県のアナゴの漁獲量は、37tでした(農林水産統計より抜粋)。アナゴは、北海道以南の日本沿岸の砂泥域で、ゴカイ等の多毛類、甲殻類、小魚等を餌にして生息しています。また、アナゴの調理法には、地域によって違いがあり、東日本は背開きにして、煮アナゴに、西日本では、腹開きにして焼アナゴして食べられることが多いといわれています。特に広島の焼きアナゴは全国的にも有名です。

和風料理